Frequency

自分のスタイルを強く模索し始めた頃の話。

とあるスペースが荻窪にあった。
そこでは摩訶不思議な人たちがステージ状のマイクに向き合って言葉と意思を紡いでいた。
その光景を初めて観た時に奇妙なショックを受けたのをよく覚えている。
本当のアングラカルチャーに触れた瞬間だった。

それからしばらくの間、即興で発せられる言葉に音楽で対峙する週末を過ごすことになった。

F.R.E.Q.U.E.N.C.Y.はそんなところでTechno/House系の音を流していたイベントだった。
毎回、人が少なく寂しいところはあったけれど、そのせいかより純度の高い音を出せたような気がする。

>>> F.R.E.Q.U.E.N.C.Y. <<<

(text at 2007/04/01)