キャスター草野仁（６１）が格闘イベント「草野祭」を開催し、自らリングに立つ可能性のあることが１２日までに分かった。草野は「ハッハッハ、“草野祭”ですか」と笑い飛ばすが、決して否定もせず、イベントのプロデューサー的役割を果たすお笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士（４３）は「草野さんのアスリート能力はすごい。“状況証拠”は集まっている」と力説。伝説のマッスルボディーが四角いジャングルに降臨する日は近い！？ 　東京大学文学部社会学科を首席で卒業した草野だが、恵まれているのは頭脳だけではない。還暦を過ぎてなお、注目されているのがずばぬけたアスリート能力だ。 　高校時代は１００メートルを１１秒２で走り、大学時代は相撲の国体長崎県代表選出大会で優勝。ＮＨＫアナウンサー時代は、五輪実況を前に、体験入部した大学のレスリング部で、馬力だけで強豪選手に勝ってしまった。 　過去には芸能界の格闘王者を決める戦いで優勝した経験もあり、草野自身は「久米宏さんやみのもんたさんを呼んで、６０歳以上のマスターズ大会にしますか」と冗談めかすが、そのパワーはホンモノだ。 　草野と「浅草―」が司会を務めるテレビ朝日・ＡＢＣテレビ「草野☆キッド」（関東は火曜深夜０・４５、関西は土曜後５・００）では、自ら試合も裁けるよう、プロレスのレフェリーにも挑戦（関東のみ、６日放送）した。しかしアスリートの血が騒いだのか、最初は厳正に裁いていたが、最後は選手を投げ飛ばすなど大暴れとなってしまった。 　「浅草―」の玉袋筋太郎（３８）は「あんな見事なフロントスープレックスは見たことがない。すぐにでもリングに立てる」とファイター・草野の底力を証言する。 　さらに、イベント開催のための人脈も着々と築きつつある。水道橋は「バラエティーに出ない長州力選手と長州小力の初顔合わせを実現させたり、草野人脈はすごい。これを活用すれば、すごいイベントになるはず」と一段と声のトーンを上げる。 　大盛り上がりになることは間違いないイベント、そのメーンに草野自身が登場すれば、まさに“スーパー・ヒトシ君”以上の大活躍を見せるに違いない。